ここはこばやしみちとも管理の架空鉄道サイト「幻想鐵路」内ブログです。

2007年12月08日

北海道で規格型を入れる意義?(mixi転載加筆)

30000m.jpghttp://www.hobidas.com/blog/rail/information/archives/2007/12/30000.html
http://www.seibu-group.co.jp/railways/kouhou/news/2007/1205.pdf

西武鉄道の新型車30000系や東京地下鉄(いまだに営団と言ってしまう…)10000系などE231/233クローン車と最近の新車をわけあってる感のある日立A-Train。

今日、ホビダス見たら西武30000系の車内デザインが上がっていました。


優先席のハートマークとか一体なによ?と突っ込んだりしますが営団…もとい東京地下鉄10000とかに近いAトレの基本的な構成のようです。
(いまだに東京メトロとは言えんな…営団と言ってしまう)
側面絞り付きのワイド車体4扉と言う点では、貫通扉の有無をのぞけばウチの札幌市営5000/定鉄6000に一番近い実車の一つでしょう。(TX系よりはやや車体幅が狭い想定なので)

で、ふと気づいたのが最近のAトレやE231/233クローンに共通しているカンチレバー(片持ち)式ロングシート。いや、固定式ボックスシートもカンチレバー式だったかな?足元を広く取れるためか最近はコレがすっかりデフォっぽくなってますが、北海道では(史実の)札幌市営地下鉄5000系に導入されただけでJRでは一切採用されてません。
強いて言うなら731系と721系4000/5000番台の補助座席ぐらい。
コレはサハ204/209/E230型の座席に近い形状で、シート下ヒーターも付いてない構造です。

おそらく北海道の車両での採用例が少ないのはカンチレバー方式で装着できるヒーターの容量では北海道の車両を温めることは不可能に近いためなのか、それとも足元が開いてることが逆に寒風が吹き込むだけであると言うことなのか。ボックスシートだと足元に荷物置き場を作れる利点も有るんですがね。

逆にA-Train規格車両で従来型の蹴込み板の付いた座席を採用している車両ってありましたっけ?九州の817系等もカンチレバー式の転クロだったような記憶が有るんですが…(汗
ウチの捏造世界の車両の場合、座席の部分は731系のような構成を取る想定ですのでカンチレバー式の旨味が無いのも事実なんですよね…

さてどうしたものか。
しかしアレですな、つくづく北海道仕様に準拠させるとなると規格型からはどんどん逸脱していくのがわかります(汗

そういう点で、北海道を舞台にした架空鉄道で規格型車両導入をやるのは実は矛盾したことなのかも…と思い始めてたりも。
posted by 幻想鐵路チラシの裏 at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 架空鉄道関係

2007年11月26日

遂に出揃ったハイブリッドトラム試験車

OSK200711190092.jpg先週末、川崎重工神戸工場にて架線/バッテリーハイブリッド駆動路面電車「SWIMO」の試作車「SWIMO-X」が公開され、先月末に公開され、すでに札幌での試験を開始した鉄道総研の試作車「Hi-Tram」ことLH02と合わせて試作車がようやくそろったことになります。

続きを読む
posted by 幻想鐵路チラシの裏 at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 実在鉄道関係

2007年10月29日

何時の間にか出来ていた札幌市電ハイブリッド試験車

souken11n.jpg

以前(7/13日付)に記事書いた札幌でテストするハイブリッド市電の試作車ですが、鉄道総研が試作車を公開したそうです。
見た目伊予鉄松山市内線のリトルダンサーS型に近いからアルナかと思いきや、東急車輛製なんだとか。
http://鉄ヲタの鉄道.研究室.net/article/55948401.html
<ここの9/17参照。横浜工場から搬出されている写真があります。
と、思いきや車体はアルナ、電装系は東急ということのようです。
RM公式ブログの方に、詳細が載っていました。
http://www.hobidas.com/blog/rail/natori/archives/2007/10/lrvhitram.html
070711163220_001_L.jpg

ま、主な狙いは既存線の延長時、架線なしにすることで建設コストを低減しようと言う事だけど、上手く行ってほしいモノですよ。
札幌市電の駅前延長に関しては商工会議所が「無駄な投資」と言って反対しているが(そのくせして南環状線や大通〜北34条間の都市高速建設を推進してるんだから本末転倒なんだよね)、このテストが延伸に対して後押しになればいいんだけど。ぶっちゃけ地元の建設業に金が来ないことが商工会議所が反対してる原因だし…。

とりあえず、川重側の試作車も早期に公開してほしい所ですな。
テストが始まったら、札幌圏居住の方集めて試験を見に行くオフでもやりたいところです。
posted by 幻想鐵路チラシの裏 at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 実在鉄道関係

2007年10月14日

東西線延伸計画について

なんつーか、事あるたびに歴史年表書き換えなおしてるような感じですが、今考えてるのがこれだったりします。


拡大地図を表示

史実の地下鉄東西線は新さっぽろ〜宮の沢間ですが、捏造世界の市電東西線は新さっぽろ〜琴似駅前間。
実際より南区の石山・藤野・簾舞地区が発展しているとは言え、手稲・発寒地区もそれなりに人口が定着している事を考えると市電東西線も発寒〜手稲地区への延伸を検討するべきかも…と思ってます。

案として考えられるのは以下の3つ。
・史実どおり、琴似中央から分岐して二十四軒手稲通り沿いに宮の沢まで延伸する。

・琴似駅を地下と想定して、空き地で残ってる旧JR地上線跡にアプローチ用トンネルを建設して発寒中央からJR乗り入れ。

・宮の沢まで二十四軒手稲通りを走るが、その後延長して発寒中央からJR線乗り入れ。

JR乗り入れは実際に検討されたことも有るし、鉄車輪で建設された捏造世界であれば史実より現実味の有る事でしょう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%B8%82%E5%96%B6%E5%9C%B0%E4%B8%8B%E9%89%84#_note-3
ウィキペディア項目内の「JR(旧国鉄)との関係」参照。

ただし、JR乗り入れとなると京阪800型並の高性能車を投入することになりますが。まぁA2000型もハードな運用考えると置き換えを検討してしかるべきだし、可能性としてはありえるのでしょうけど…。京阪800は川崎製だし(笑)しかし交直流車となったら、京阪800よりスペックダウンするところはしないと辛いかも知れませんなぁ。オールM4連の800に対して、Tac+M+M+Tacで180kwモータにするか…。
posted by 幻想鐵路チラシの裏 at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 架空鉄道関係

2007年08月25日

北海道型車両デザインにおける記号

北海道を舞台にした大都市近郊私鉄ネタをやっている時に
頭を悩ますのが車両のスタイリングだったりします。

JRの車両を見るとわかりますが、規格型が大流行の今でありながら、ぜんぜんその規格から逸脱したものばかりが大手を振って歩いてます。これは雪対策が大きいのですがね…。

で、最低限これだけ抑えていれば北海道型っぽく見えるか?
と思えるスタイリングの要素を上げてみます。

・ヘッドライトは多く付ける。なおかつ「上下」に分けて。
少なくとも昭和50年代以降に現れた想定の車両で有れば
キハ40などの例外を除いて北海道の地上を走る車両は
4つ以上の前照灯を有しています。細かい事を言うと
「上2灯が手元を照らし、下2灯(以上)が遠くを照らす」
ようになってるケースが多いです。
後、テールライトの位置に関しては制約は無いようで、上下はテンでばらばらのようです。

JR北海道車両のライト位置
上テールライト;183系500番台、721系、731系、281系。
下テールライト;785系、283系、261系、789系。

・片引き扉にこだわる必要は無い?
JRの車両が皆片引き扉を採用してるのは、岩見沢以遠の寒さと吹雪の吹き込み具合が尋常ではないため…というのが定説みたいです。つまり岩見沢、江別方面へ行く区間あるいはJRへの乗り入れを前提としないのであれば、案外両引き扉でも無理は無いのかも。

・雨樋は露出しておいたほうが良い
JRの車両を見ると、張り上げ屋根構造を採用しているケースはきわめて少ない事に気づくと思います。国鉄時代だとキハ56系や旧客の一部、JR化後はキハ283系のみ…これは雨樋が絡んでるから…と言うのが私の推測だったりします。

おそらく、冬季雨樋に入った雪が固まって凍り、膨張した氷が車体を傷つける事を嫌がって雨どいを露出させているのかと思います。
A-Trainなどの規格型を使う場合は、ここら辺気をつけておくべきかと。


・フロントグラスのデザインは時代を考慮して
思い切ったスラントノーズをやる場合、グラスエリアは小さくするか細かく仕切る、あるいはガラスではなくポリカーボネートを使う…と言った事をしておくほうが良いと思います。

posted by 幻想鐵路チラシの裏 at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 架空鉄道関係

2007年07月13日

ハイブリッド電車、札幌で試験へ。

【ソース:札幌LRTの会ブログ
函館鉄道写真館記事
先日、札幌市長の記者会見があったのですが、そこで今年11月から来年3月まで、ハイブリッド方式電車の試験運行が行われることが発表されました。

【参考記事一覧】
BNNニュース7/11付け

北海道新聞7/11付け


7/12(木)付けで掲載された札幌市長記者会見の詳細PDFをごらんいただくとわかりますが、以前からハイブリッド電車(架線と蓄電池の両方を搭載し、回生ブレーキの発生電力を電池に貯蔵する)を研究していた鉄道総研と川崎重工の両方の試作車が札幌入りの上、試験走行を行うとの事です。


070711163220_001_L.jpg
鉄道総研側試作車。どうやら伊予鉄モハ2100型と同じリトルダンサーS型がベースのようです。このタイプは伊予鉄以外には入っておらず、この試験車が2例目となります。




4744_1.jpg
川崎重工側試作車。こちらは車体に関しては長崎電軌3000型と同じリトルダンサーU型もしくは函館市電9600型であるリトルダンサーC2型に中間車を挟んだような形(C3型?)です。



記事によると今年11月から来年3月まで、2者を比較しながら耐久性や低温時におけるバッテリーの低下率や積雪時の走行抵抗などを調べ、それが最終的に札幌市電の新型車両へフィードバックされていくものと思われます。

ただ、残念なのが完全に試験目的で営業運転は行われないということでしょうかね。出来れば実際に客を乗せた状態で運転して、どういう車両を導入するかまで結論付けてほしかった所。

今年の札幌圏鉄道事情としては789系1000番台導入に伴うJR北海道特急車両の世代交代以上の事件だけに、今後も可能な限り追ってみるつもりであり、出来れば夜間の試運転なども追跡してみたいと思ってます。
posted by 幻想鐵路チラシの裏 at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 実在鉄道関係

2007年05月08日

乗ってきました、9600。

えー、先週水曜から金曜にかけて函館・青森方面の旅行へ行っておりました。

目的は函館市電の新鋭9600試乗と青森方面の車両撮影。
んで連休中に咲いた桜の見物…だったり。

まず5/2(水)札幌駅22:00発の夜行急行はまなすにて札幌を出発。
…シャッター速度が早いまま感度を上げたせいでノイズだらけになり
マトモに見れる写真が無いため札幌駅の写真はありません(笑)

運転士がド下手糞なためなのか、それとも飲んだ缶チューハイが悪いのかろくに眠れぬまま2:42函館着。

EKD11 009.JPG

S白鳥試しのり用に此処で下車。4時間ほど此処で暇つぶしをするのですが…微妙に煩いために寝る事ならず(汗
続きを読む
posted by 幻想鐵路チラシの裏 at 19:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 架空鉄道関係

2007年03月31日

「KITACA」デザイン案

前回の記事でJR北海道の登録商標になっていた「KITACA」ですが
あえてデザインを起こしてみました。

withyou.png

以前デザインしたものはどーもSuicaに縛られすぎていた印象有ったんで、リファインしてみようと。

KITACAロゴはSuicaやICOCA、TOICAの「i」と「C」が白抜きに成っていたので同様のものへ変更。ロゴの配置なども全面的に見直してます。

なんつーか、KITACAロゴが何かKATO(鉄道模型メーカー)のロゴに似てしまってる気がしないでもないですがががが(汗

引き続きマスコットのデザインを検討してますが、どうしますかね。
posted by 幻想鐵路チラシの裏 at 00:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 架空鉄道関係

2007年03月19日

既に名前は決まってる?

最近ミクシィばかりで3ヶ月以上サイトの日記更新してませんでした(汗

つか、此処を見てる奴居るんだろうかと言うのがそもそも(ry

さて、昨日から関東圏でSuica+パスネット+共通バスカードを統合したICカードであるPASMOが始まったりと相変わらず電子マネーは激しく動いてるようです。


私の住む札幌圏でも再来年からJRと市営がそれぞれ別箇(当初は互換性ありとして計画されていたけど、流れた様子)にICカード入れますが、既にJRは名称を決めているのか、と思うようなことをミクシで見つけたので一つ。

続きを読む
posted by 幻想鐵路チラシの裏 at 15:48| Comment(1) | 実在鉄道関係

2007年01月11日

デキちゃんはトコトコはしる

http://www.kk.iij4u.or.jp/~bishoujo/frame.htm

昨年末から先代社長の馬○による経営危機に見舞われていた千葉の銚子電鉄。2chで応援活動があったりとか色々有ってとりあえずのピンチを切り抜けられるようですが、何時の間にやらこんなものがw

「正式承認による応援ソング」です(笑)

Flashムービー、見ていて和みます。
でも、一度銚電グッズは買いましたけど、送料が高すぎでちょっとねぇ(汗
そこら辺再検討願う。
posted by 幻想鐵路チラシの裏 at 22:09| Comment(1) | TrackBack(1) | 実在鉄道関係